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令和6年度日本庭園学会大会「文化財庭園の整備・再整備」

1. 全国大会概要
日程:令和6年(2024)6 月1 日(土)・6 月2 日(日)
会場:平泉町学習交流施設エピカ

2. 大会趣旨
テーマ:「文化財庭園の整備・再整備」
近年、かつて保存整備された文化財庭園の再整備が各所で行われています。今回会場となる平泉町では、毛越寺庭園の再整備が進行しています。このような再整備がなぜ必要なのか、どのような方針に基づいて実施しているのか、いくつかの事例に基づいて考察します。また、最近行っている文化財庭園の保存整備事業に関して、整備に対する考え方、名勝との関係について等、いくつかの事例をもとに考察します。

3. プログラム
6 月1 日(土):
【現地検討会(毛越寺庭園等)】
【情報交換会】

6月2日(日):
【公開シンポジウム】

事例報告(1)大友氏館跡庭園 五十川雄也(大分市教育委員会)
事例報告(2)平城京左京三条二坊宮跡庭園 小野健吉(大阪観光大学)
事例報告(3)平泉町における文化財庭園の整備・再整備 島原弘征(平泉町教育委員会)

【パネルディスカッション】

司会:大澤伸啓・杉本 宏
パネラー:小野、五十川、島原

【研究発表会】

研究発表1
高精度庭石3D モデル化による日本庭園デジタルツインの検討
斎藤 馨(東京農業大学)ほか

研究発表2
国際社会における姉妹都市日本庭園と姉妹庭園の意義と役割
鈴木 誠(東京農業大学グリーンアカデミー)

研究発表3
榊原家池之端屋敷跡と岩崎家茅町邸を考古学する
加藤寛子(台東区教育委員会)ほか

研究発表4
『造園概論』に記された理想的造園分業の現在に関する考察
山沢清一郎(カレンフジ)

研究発表5
文化資本としてのガーデニング
森 泰規(博報堂)

研究発表6
『清泉』というキーワードを通じて七代目小川治兵衛(植治)の作庭観を探る:日本語文献と英語文献による植治研究
マイケル・シャピロ(植彌加藤造園)

研究発表7
日本庭園に関する情報交換ツールとしてのSNS
鈴木 誠(東京農業大学グリーンアカデミー)

【総会】